2022/02/03
筋トレをしている方って結構ワイルドな感じでトレーニングしていますね
特にスポーツクラブではなく個人経営のジムや体育館のトレーニング室に行くとよくみかけます
気合いが入っているというか特に重いウェイトを挙げる前にはアドレナリンを分泌してトレーニングしている方もいますね。
アドレナリンは副腎皮質より分泌されるホルモンの一種で興奮状態やストレスを強く受けたときなどに分泌されます
運動器官の血流を増加させたり激しい運動を可能にするホルモンなんです
私も競技者ですから以前現役のボディービルダー&パワーリフターだった時(2006年には一旦引退している)は特に競技中はアドレナリンを出していたように感じます
しかし今の年齢(50代)になって競技者として復活しましたが以前とは全く違います
例えばパワーリフティングでできるかできないかわからないウェイトに挑戦する時も以前よりもっと細かいことに意識できるようになりました
以前ももちろん身体への意識は高かったので興奮状態(緊張状態)の中でも周りの事がよく見えて自分自身も感じやすい状態
いわゆる覚醒という状態だったので大会ではだいたいベスト記録を出す事ができたんです
でも今は違う
頂点に立つという執着心も以前みたいにはないですが自分のことが以前よりよくわかってきている感じと
以前より楽しく競技をする事ができています
そしてずっと継続させたいという気持ちも強まっているんです
私にとってはより紳士的に競技を行っていると思っています
ワイルドよりも紳士的に
パワーリフティングでは重いウェイトに挑戦する時にアンモニアを嗅いで向かう選手もいますが
今の私だと冷静に思うんでしょうね
「何これ、めっちゃ臭い」と(笑)
周りにスゴイと思われるより、あんな選手になりたいと憧れてもらうような選手を目指していきます。
2022/02/03
トレーニングをしはじめた頃を時々思い出します
トレーニングをすればするほど身体(筋肉)がでかくなっていく感じ
早くデカくなりたいからジムでトレーニング
バイト先にもベンチセット
家に戻ればガレージにベンチセット
どこでもできてどこでもやりたい日々
トレーニングが楽しくてたまらない毎日
女性の裸より男の筋肉雑誌(アメリカ版Muscle & Fitness)
ばかり見て「早くこんな筋肉をつけたい」と思う毎日
楽しかったなあと
未知の身体造りによって新しい自分になれる感覚
筋肉のことしか頭にないような日々を送ってました
50歳を過ぎて
あの頃と全く違う気持ちでトレーニングしていることを意識しはじめました
あの頃のようなモチベーションをどうやったら保てるのか
あの頃は1年1年新たなボディーをつくり大会を目指し1歩1歩前進していく感動
しかし今は肉体的にはピークを過ぎてさほど感動しなくなっている
別種の感動ってないだろうか
あるんですよ
やはり未知の身体造り(原点に戻った)にあるんです
アンチエイジングのためにトレーニングして健康になろう
ではなくて
今までにやったことのないトレーニングを試して今までと違った変化を起こすためには
健康でないと身体はもたないし
そのチャレンジこそが年をとってる場合やないと思わせてるので周りの人が1歩も2歩も先に年をとっていくように見えるんです
ドンドン置いてけぼり(笑)
わかりきったようなことばかりしとっても面白ないんですね
わからんようになるから問題だらけで何となくわかったような答えが出る
次々と問題が出るから考えるようになる
その分余分なことは考えなくなる(ストレスは減ります)
今のモチベーションの保ち方は「新しい自分の発見」のために「変化を楽しむ」ところにあるんでしょうね
2022/02/03
金曜日から岐阜に来ております
温泉観光じゃないですよ
以前から言ってたジャパンクラシックマスターズパワーリフティング選手権大会に来ています
マスターズ(40歳以上)では国内で一番大きい大会です
国際大会出場権獲得の為の大会でもあります
結果からいくと2位でした
残念、けど納得のいく内容で満足しています
私の今年の挑戦であったオールジャパンフイジィーク出場(残念ながら予選通過しませんでした)
2週間後にジャパンクラシックマスターズパワーリフティング選手権大会出場
パワーリフティングでは大会当日バリバリにボディーも仕上がっていました(笑)
大会を終えて感じたこと
それは
他の選手がやらないことをすることでの代償と対価
いやあ人生ではじめての経験
それは
ほんとたまらんくらいのストレス
特に大会2週間前くらい
2つ大きな大会があったので約1ヶ月
ボディーを最高に仕上げるためにカロリーや塩分、水分を調整してもパワーをキープ
重量を上げてピークに近づけながらの体重キープ
どちらもストレスで眠れない日々も続きました
なぜなら心配と不安(重量が上がらなくなるんじゃないかとかケガするんじゃないかとか)
それに今年の米軍基地での大会でスクワットの最中に肉離れしたことへのトラウマなど
今までに経験したことのない過去最高の体脂肪でのパワー大会出場
私みたいにボディーを意識してパフォーマンスを高めようとするとその行為を好むファンも多い感じがします
その反面パワーリフティングだけを純粋にやっている方の中には
「中途半端なことをしやがって」と思って好まない人たちも多いと思います
一つのことを極めようと努力している人たちからするとふざけやがってという感じでしょうか。
でも私が求めているのは理想への追求なんです
その為にいろんなことをやっているように見えても
私にとってはつながっていること
自然なことなんです
一つの世界の中で奥深く掘り進むタイプではなく
外に出て見方を変えていきたい
掘り進むのではなく拡げていく
外から中を見ないと見えないものもあります
沖縄から出たことがないと本当の沖縄の良さがわからないこともある
外に出て沖縄はの良さを知る
私にとっては挑戦することである意味(まだまだ狭いけど)グローバルな人間になる訳です
ストレスやケガはアンチエイジングには逆効果かもしれないですが
挑戦によって新しい経験を得ることができるのですね
年齢とともに失う事はいろいろあるでしょう
同時に挑戦する事で私の進化も起こるわけです
差し引きしながらでも良くなっていくこと
それが私の考えるアンチエイジングへの道のりなんです
2022/02/03
「羊の皮を被った狼」
これってかっこいいですよね
一見普通に見えて実はすごい実力を持っている
車でいえばBMWのMシリーズ
普通のセダンに見えてレーシングカー並みの実力を持つ
https://rocketnews24.com/2017/09/10/951174/
フェラーリがそれなりのパフォーマンス
もちろんかっこいいけど当たり前といえば当たり前のスーパーカー
このギャップが意表を突くと面白い
「蘇える金狼」
大藪春彦の小説
映画の中では松田優作が普通の真面目なサラリーマン朝倉哲也を演じ
夜はボクシングで肉体を鍛錬
しかし裏の顔を持つ朝倉は周到な計画を立て私腹を肥やす重役や政財界の人間を
次々にはめ
金を奪っていく内容
これもとっても面白い
また元シャネルズの鈴木雅之が学生の頃
わざと真面目な学生服を着て髪型もいかにも勉強しかできなさそうな雰囲気を醸し出し
(鈴木はもともと喧嘩が強い)
金を巻き上げに来る不良連中をボコボコにし
不良たちのプライドもずたずたにしてやったという話を何かのテレビ番組でしていたんです
これもギャップがあって面白い
このギャップが人にインパクトを与え
記憶として残り
ある意味では魅力につながるんでしょうね
しかし
逆だったら最悪です
筋肉を身にまとったボディービルダー
一見強そうに見える
または力が強そう、もしかして格闘技とかやってるとヤバい
という風に見られます(実際喧嘩などのトラブルには巻き込まれにくい)
しかし世間の常識がわからなかったり
気持ちに余裕がなく、せこい人間だったり
そんな人も中にいるんですね
チャンピオンになった人でも
そうなると最悪で筋肉をつけているばっかりに目立ってしまうんです
いいことしても悪いことしても筋肉をつけている奴がした行い
オリンピック選手でもいますよね
犯罪者がメディアで出るときに元オリンピック選手というところが強調されている感じ
このギャップは怖い
チャンピオンならそれなりに意識して行動をとらんといけないですよ
でないと同じスポーツなど関わっている人に対しても
悪いイメージを持たれることもあるからです
関係はないんだけど
イメージは恐ろしい
筋肉を身にまとうならやはりバランスは重要ですね
そのためには
結果だけにこだわってはだめですね
手段も重要です
どういうふうにゴール設定に対して取り組んできたか
どういう考え方で行っているか
一つ一つの内容を丁寧に行ってきているか
そして
自己満足の先にある何か他の人のために役に立つ取り組みができてるか
完璧にはできなくても常に意識して考えていると
得られるメリットも多くなり人生も充実してくるでしょう
こんなギャップもいいですけどね
大統領の料理人
http://karapaia.com/archives/52275940.html
2022/02/03
「ミリタリー式トレーニングをアレンジしたサーキット」で現在行っています。
このメソッドで魅力的な筋肉、そしてパワー、そして軍隊が必要とする総合体力を獲得していきたいのです
通常筋トレでボディーメークする場合スプリットルーティーンと呼ばれる体の部位ごとに分けてトレーニングする分割法を使っているのが一般的です。
私の場合年齢による回復パターンの違いや仕事によりあまり時間がとれない時でも
効率良く全身を行うには週に3日全身を毎回行う方が筋力も増加し
筋肉のコンディションもいい状態を保てるのです。
私のメソッドでは時間で測る方法はとらずに各種目を回数設定し5~6種類のトレーニングをサーキット形式で行い3セット
それを3循環で大会に向けて行っています
この「サーキットトレーニング」
もとをたどると
1942年アメリカの
トーマスK キュアトンが著した「Physical Fitness Workbook」の中で似たようなものが紹介されています
戦時中に必要な能力として
「長く走る能力」
「体をかがめて走る能力」
「瞬間的に体を動かす能力」
「障害物を飛び越えたりする能力」
「穴などに飛び込む能力」
「速く走って一瞬で伏せる能力」
「狙撃兵の狙いを狂わすジグザグ走行能力」
「人を担いで運搬する能力」
など総合的な体力を作るトレーニングが必要だったのです
とうもろこし畑やなど広い土地にコースを作って学生を使って実験していたようです
このころはコースを完走する時間を短縮させる内容だったんですね
その後1960年代にスイスで「パルクール」というステーションコースができ
走ったり歩いたりする途中のステーションで筋トレを入れる形で広がり
いわゆる「野外サーキットトレーニング」でドイツ、アメリカへと伝わっていったんです
「HITT」「クロスフィット」も現在米軍が取り入れている方法でサーキット形式
です
わたしはそれをアレンジしより「ボディーメーク」を行えるメソッドでトレーニングしております
内容の方はメルマガに随時のせていきますね