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2022/06/20

「肉体アートで未来を乗り切る」(2022年6月)

「肉体アートで未来を乗り切る」(2022年6月)

子供の頃からアートが好きで

美術と技術工作の授業だけが楽しみでした

今でもアートポスターなどをネットで検索すると時間の許す限り

数千種類のものでもチェックします

             

私の家もどんどん写真やポスターが増えいずれ美術館みたいになるかもしれません(笑)

 

アートとは

何もないところから価値を生み出す人間的、創造的活動であるといいます。

いわゆるアイデアにつながることで

起業家にとっては社会が抱えている問題や解決法について創造的に考えて

新たなモノづくりやサービスを開発します

現在ある便利なモノやサービスは誰かのアイデアに基づいて作られたものなんですね

 

この「創造力」はとても重要で

人間が持つ能力でありAIとの違いはそこにあると思います

AIが進化していけば多くの人々が職を奪われることになります。

特にルーティーン化した仕事や

データや分析に基づいた仕事など

 

医療分野でもAI技術が取り入れられデジタルヘルスケア分野が発展してきています

これはAIを用いた予防、診断システムで腫瘍などの識別精度も高く、見逃す確率も減ることから大企業が共同開発に力を入れています

このシステムを導入することで医師の負担も減り、医師不足も解消することができます

https://www.nikkei.com/article/DGXLRSP507308_Q9A410C1000000/

 

このようなディープラーニングと呼ばれる機械学習は様々なものに適用され

アメリカでは2033年までに被雇用者の47%がコンピューター化される可能性の高い職業についているといわれています。

すごく恐ろしいですね

 

私たちトレーナーはAI化される確率は低いほうだと思いますが

マニュアル通りにこなすような指導なら人間は必要なくなりますね

なぜなら機会は24時間働けますし休んだりしないですから

要するに適当に働いていると雇用者から見れば必要ないわけです

どんどんAI化が進めばコストも下がり人件費も削減できるわけですから

 

人間がAIに太刀打ちするためには「創造力」「アイデア」を生み出す能力を高めなければいけません

もう一つは社会的交流です

コロナウィルスの影響で大きく社会的状況が変わり

オンライン化が進みリアルに出会って話す機会も以前ほどなくなってきました

この状態が続くと会話力や共感する能力が衰え、感情に対する適切な反応もできなくなり人間としての領域がさらに狭くなる可能性があります。

 

創造性に関しては子供から大人になっていくにつれ能力が低下していくという調査結果が出ています

これは好奇心と関係していると思われます

 

20世紀のアメリカの美術家ロバート・ラウシェンバーグは

「創造的な人々にとって最も重要なエネルギーはおそらく好奇心だろう」

と言ってます

いろんなことに好奇心を持ってチャレンジしていきたいですね

 

アートはただ見るだけでなく観察する

細かく観察し、描かれたバックグラウンドを想像し、創造力を養う

そしてモチベーションを上げる

モチベーションはエネルギーレベルを上げます

わたしはそのようにアートを利用しています

本物の絵画や版画などは買えなくてもポスターや写真だと

モチベーションのためなら投資できると思ってます

人間はモチベーションの向いているほうにしか進まないですからね

2022/06/01

「残り数㎝のトレーニング人生」(2022年6月)

「残り数㎝のトレーニング人生」(2021年6月)

年を取るのも早いですが1か月が過ぎるのも1日が終わるのも早く感じます

いくつまでトレーニングができるだろうか

自分が死ぬまでにあと何回ぐらいトレーニングできるのかと

ふと考える時があります

 

自分がいくつまで生きれるかは誰もわかりません

そこで「平均寿命」と「健康寿命」について考えてみました

2021年最新版】平均寿命と健康寿命の違い、知ってますか?|介護の相談窓口〜お役立ち情報〜|note

 

健康寿命ランキング2021【都道府県別】平均寿命との差は約10年! (40exchange.com)

              

「平均寿命」というのは産まれてから息を引き取るまでの期間の平均のことで

怪我をしたり、認知症になったり寝たきりになったとしてもその期間に含まれます。

 

2021年現在の日本の平均寿命は

男性8164

女性8774

と前年より伸びています

 

それに対し「健康寿命」は健康上の問題により、日常生活を制限されることなく暮らせる期間のことを言います

ただ長く生きるのではなくQOL「生命及び生活の質」が重要で

より良い充実した生活を送り生きていくことを意味しています

 

2021年現在の日本の健康寿命は

男性726

女性755

と世界では第1位なんですね

素晴らしい

 

トレーニングは健康でないとできないので

今から726歳まで週に3回トレーニングできるとすると

計算すると2500回程度ということになります

多いのか少ないのかよくわかりませんね

1年で150回程度ということになります

 

次に「健康寿命」を今度はカレンダーで見てみました

日めくりカレンダーというのがあります

11ページづつめくっていくカレンダーです

ものによって違いますが1年分を2㎝の厚さとして考えると

72歳まで生きたとして日めくりカレンダーを重ねたとしたら

72×2㎝で144㎝の高さになります

これを今までの人生でめくっていったとして

今現在は残り32㎝になっています(膝下のふくらはぎ3分の2くらいの高さ)

とても恐ろしい

 

しかしそれは現実問題としてとらえ

111秒を大切にしないといけないという気持ちがさらに強くなります

そう考えるとトレーニング以外のことも大切にしていかないといけないと思います

 

1度しかない人生を「どう生きるか」がわかる100年カレンダー

という本を読みました(大住 力著)

一度きりの人生を考えるためのワークブックです

 

今まで生きてきた人生を見つめなおし

自分の生きてきたストーリー(ドラマ)をしっかり読み取り、人生の分岐点や人との出会い、家族、友人とのつながり、仕事での成功体験や失敗、趣味や今までで楽しかったことなどを思い返し

これから生きていくうえで考え方や行動を明確にしていこうというものです

充実した日々を送るためのものですね

 

私もこのカレンダーを使って

一度きりのトレーニング人生、チャレンジ人生を計画的に進めていきたいと思います

あと何回大会に出れるか

年齢ごとに目標を立て

バック・キャスティングを行います

バック・キャスティングとは先にゴールを決めそこから逆算して現在までの行動を考えます。

そうすることで今やるべきトレーニングが見えてきます

 

その逆はフォア・キャスティングといい今を起点として未来を予測し計画を立てゴール地点を決めていくものです

 

私の場合は大会日程というデッドラインがあるのでバック・キャスティングが合っています。

 

そして自分のモットーとして

「地道に確実に」を強化していきたいと思っています

 

 

 

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