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2022/02/04

「身体感覚を鍛えよう」(2019年10月)

「身体感覚を鍛えよう」(2019年10月)

人間の感覚に「五感」というものがあります

 

中国でいう「五感」は「五官」といい

漢方でいうと五つの器官である「目」「耳」「鼻」「口」「舌」

であり

 

日本国語大辞典でいう

「視覚」「聴覚」「嗅覚」「味覚」「触覚」の五つを感覚する器官

がこの「五官」のことになります

 

どの感覚も重要だということは言うまでもないんですが

 

この「五官」の感覚器官が

いろんな刺激を受けて外界の事物や事象、変化を感知したり

身体内部の状態を知るなどの働きを「知覚」

といいます

 

筋トレで特に重要なのは「身体感覚」で

フォームづくり(関節の位置や角度)

や動きのコントロールなどを行っています

 

年齢とともに五感や平衡感覚、運動能力、免疫能など身体機能が低下

していくといわれてるんですね

 

以前ボディーやパワー系の競技に出ていた選手も

マスターズで私ぐらいの年齢(54才)になってくると

今も選手で続けてやってる人がどんどん少なくなってきてます

 

理由はいろいろあるんでしょうけど

 

私はいつも

「どうやったら大会に出続けられるか」

「どうやったらいい筋肉の状態でいられるか」

「どうやったら以前より、今より何かしら進化していくことができるのか」

を考えています(気楽にですが)

 

「身体感覚」

今の方が断然良くなってるんじゃないかと

 

おそらく長年の経験から得られたもの

「自分の今の筋肉や身体の状態が以前よりもよくわかる」

だからもっと大切にしようと思うのです

 

以前に比べてからだの使い方はうまくなってきている感もあり

スクワットやデッドリフトで重いバーベルを上げるとき

身体に楽をさせたいと思う本能的な部分をポジティブにとらえ

特に関節に負担をかけないような動きに変えてます

 

しかし筋肉に関しては

甘やかしてはいけないので

強い刺激といいストレスを与えるようにして

周りから見るといじめているようにしか見えないですけどね(笑)

 

それではどのようにして「身体感覚」を鍛えるか

 

一つの方法として

いつもやってる慣れ親しんだ無意識に行っている刺激効率が悪くなった筋トレ種目を

一旦意識化して修正しなおすんです

 

そしてフォームを通して合理的に筋肉に刺激が来るような動きを考えながら習慣化していって

同時に感じていく

 

そのうちその動きは考えなくても感覚的な領域に入っていく

 

だから一つ一つの動きを丁寧に行い

質を高めて量を減らしていく筋トレを行うのです

 

斉藤孝著

「身体感覚を取り戻す」にも書かれてますよ

http://www.kisc.meiji.ac.jp/~saito/book_007.html

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

2022/02/03

「理想がなくなれば老いるしかない」(2019年10月)

「理想がなくなれば老いるしかない」(2019年10月)

50代も中盤に差し掛かってきました

54歳」

う~ん、白髪も増えるし髪の毛も減って来た

と鏡を見ながらすこしネガティブに考えることもありますが

同時に筋肉の状態もチェック

 

まだまだ変えたい部分をどうやってトレーニングで造っていくか

理想の体型をイメージして比較して考える毎日

 

ユダヤ人のサムエル・ウルマンの有名な名言があります

 

信念とともに若く 疑惑とともに老ゆる。」

「人は自信とともに若く 失望とともに老ゆる。」

「希望あるかぎり若く  失望とともに老い朽ちる。」

 

人は歳の積み重ねで老いるんじゃなくて理想がなくなったら老いると

 

誰もが同じように歳をとります

どんなものでも古くなっていきます

 

歳を感じる理由として、加齢による身体的な衰えや認知機能の低下が意識されること

が考えられるらしいです

 

それは意識していいと思ってます

気づいたら何かしら対策を練れますからね

 

私より実年齢の若い人で

「としだから」とか「年齢的に無理」

とか言ってる人も見かけますが主観年齢と脳の年齢とが関連があるらしいです

 

実際に実年齢より気持ちが若いと感じている人たちは

記憶力も良く

健康状態も良く

うつの症状を報告する可能性も低かったということです

 

脳が若いから気持ちが若いのか、それとも気持ちが若いから脳を健康に保てる生活習慣が送れるのか。その因果関係は定かではない

ということではありますが

https://wired.jp/2018/08/08/brain-young-at-heart/

 

若く感じるということより

「できる限りカッコいい身体でいたい」

というのが単純な理由ですが

 

それが脳の若さを保つんだったら

さらに強く「理想を手に入れたい」と思う方がよさそうです

 

 

2022/02/03

「熟成された男を目指して」(2019年10月)

「熟成された男を目指して」(2019年10月)

年を重ねりゃそれなりの男になるってもんでもない

年とともにいつも思う事は
今の自分は過去にやってきた結果でき上がった自分だという事

という事は未来の自分は今やっている事で決まるという事だ

筋肉も同じで今の体型を造ったのは過去にしてきたトレーニングとライフスタイルの結果である

腹が出てれば今まで飲んできた酒や食べてきた脂肪たっぷりの食べ物やジャンクフードの表れであり

ライフスタイルを体型で表現していることになる

筋肉は非常にわかりやすい

たるんだ筋肉は最近ハードにトレーニングしていないという証である

さて熟成の話に戻ろう

人間の熟成とは何やろか
私なりの考えで言えば

自分の持っている能力をどこまで引き出せるか

それには経験値が必要で
年とともに経験を深める事は可能だ

ところが筋肉で言えば衰えというのは必ず訪れる避けて通れない事である

今までやってきた一般的な方法で身体に反応させるというのは今までやってきたことのない人に現れる反応であって

経験してきた人にとってはたいした刺激にはならないから反応も弱い

今までに経験したことのない刺激の積み重ねによって身体に反応させる。

そして見た目だけでなく中身も重要だ

食べ物でいえば
「見た目と味がいい」ということになる

本当の意味で「カッコいい」


それはトレーニングに対する取り組み方で決まると思う

トレーニングのやり方は人生そのもの

非常に大切な時間であり1回の動きを丁寧に行い集中してベストを尽くす。

そして時間内に何かを学び何かを感じること

それの繰り返しである
常に「少しでも進歩していきたい」
と思う向上心を持つこと

見た目も味もどこにでもいそうな平均レベルより上がっていけばいくほど熟成されていくんじゃないかと思う

だから筋肉だけでもいかんのです

年とともにどんどん行動力も減りチャレンジすることも無くなり枠が狭くなっていく

じゃなくて
いろんな経験をトレーニングとリンクさせて

トレーニングする事が最高に楽しい人生につながっていく

「だから死ぬ直前までトレーニングしたい」
と自然に思うんですね

しかしながら熟成までまだまだかかりそうですけどね




2022/02/03

「プレアンチエイジングの勧め」(2019年10月)

「プレアンチエイジングの勧め」(2019年10月)

アンチエイジングといっても人それぞれですね

 

歳をとった感覚

いろいろあると思います

 

早い人では40代、体力(筋力や心肺機能)の低下や回復力の低下、脱毛や

皮膚のたるみ、しわ、病気等々

 

感じるレベルは様々です

30代で感じてたらやばいですね

 

私が感じ始めたのは50代に入ってから

本来なら筋力や体力はトレーニングしてないと確実に低下していきます

低下する度合いが年齢によって違うだけ

 

50代以降加速

まず私の場合

以前現役のパワーリフター、ボディービルダーの時はストレッチなんて

ほとんどしませんでした

 

週に56日トレーニングしても回復してました(多いときは1日に2回ダブルスプリットルーティーンという方法)

 

ところが50

疲労のとれ具合が違う、明らかに遅い

そして身体がこわばる(車に長く乗ってると降りたときの動きが悪い)

 

だからトレーニング量を大幅に減らします(週に3日で十分)

 

回復を早めるためにサーキットトレーニングで血液を循環させます

1日おきでも同じパーツのトレーニングもできるようになりました

 

毎日ストレッチや筋膜リリースをとりいれてます

 

まずは自分の体力に応じて回復パターンを変えていくこと

 

その方が筋量も筋力も上がっていきます

(私の場合は現役のころに戻っていく感じ)

 

筋トレはいくつになってもできますが

早い方がいいですね(気になったらすぐはじめましょう)

 

30代~40代、いわゆる中年世代はあまり危機感はありませんが

確実に何らかの形で低下、老化が進んでいます

 

生活レベルで支障がないので気にしないんですね

しかし筋トレしていない人は年々体力低下、トレーニングしている人は体力上昇またはキープ

 

その差はどんどん広がっていくだけなんです

 

見た目も悪く中身も悪い

歳をとるとマイナス感たっぷりですね

 

早い段階(年齢)で運動(トレーニング)をして体型を整え、見た目の良い姿勢を維持し張りのある筋肉、皮膚をキープする努力

 

これは「日本抗加齢学会」も勧めていることです

 

http://www.anti-aging.gr.jp/

 

そしていま取り組んでいるのは子供のころからの教育

老化症状が明らかな皮膚や体型,姿勢などを若くする抗加齢医療の実践

だそうです

 

見た目と心身の健康に科学的な関連性があるのですね

 

だから「カッコイイ身体」を目指す

 

老後を生き抜くためには健康で気力と体力があれば何とかなる

なぜならこれからは長く生きていくためには長く働く必要性が出てくる人たちも増えてくるからなんです

 

何が起こっても対処していくために早めに筋トレはじめましょう

 

2022/02/03

「アートにかかわるライフスタイルが脳と筋肉を活性化させる」(2019年10月)

「アートにかかわるライフスタイルが脳と筋肉を活性化させる」(2019年10月)

ついつい欲しいアート作品があると衝動買いしてしまいます

 

そんなに高価なものではなく

ポップアートとか写真、ポスターみたいな類のものです

 

私が大阪でWorld Gymに通っていたころフロントデスクの壁にポスターが貼られてました

ヒロ・ヤマガタの「プレミアショー」という作品のポスターで

アーノルド・シュワルツェネッガーを題材にしたポップアートです

下にはWorld Gymとはいっているカラフルな絵でした

 

すぐにこのポスターが欲しくなり洋書や美術書が充実していた心斎橋アセンスという書店に行きました

ポスターをくまなく探しましたが見つからず

たまたま上階で開催していたポップアート展に入ったら飾られていたんです

 

ポスターではなくシルクスクリーンで

http://www.ddart.co.jp/premiashow.html

 

私にとっては結構な値段でしたがどうしても欲しくてローンで購入

毎日それを眺めてました

 

1991年の作品ですからその頃はポップアートが流行っていて

いろんなところで作品展を開催していた時期でした。

 

それをきっかけに筋肉系のものがあればついつい買ってしまうようになり

(もちろん無理せず買える範囲で)

今でもその癖は治らず

部屋中筋肉系の写真や絵に囲まれてます()

 

常にそんな環境にいると頭の中で理想のボディーをイメージするだけでなく

目の前にあれば常に目に入ってくるので自然と

「この筋肉はカッコええな」と「こんなふうになりたい」

「だから筋トレしたい」という思考パターンをつくってるんですね

同時に現在の自分のボディーとの違いも感じ

 

そのためにはこういう筋トレ方法はどうだろうかと

新たなやり方を考えたり実行したりの繰り返し

非常に楽しいしチャレンジにもなる

 

これって脳トレにもなっている感じですね

 

理想の筋肉を見る

どういうふうに自分の身体をつくり変えていくか

 

完成した時の理想像をイメージして彫刻していく感じ

黄金律に合わせたバランスや

シンメトリーとよばれる左右対称性のとれた筋肉

 

トレーニングにも工夫が必要です

刺激を入れたからといってもすべてのパーツがすぐに反応するわけでもないですし新たな刺激を入れるための方法も考えないといけない

 

「筋肉はアート」

 

いい筋肉は見ていて気持ちがいいです

 

もう一つアートと脳の活性化について

 

慶応義塾大学川畑研究室というところが高齢化社会において美術鑑賞がもたらす影響について研究しています

 

「美しい」と感じる脳のメカニズムの講演の中で

プラトンの「ヒッピアス」の書物の話があります

 

ヒッピアスがソクラテスに「美」とは何か?という質問をします

プラトンが行き着いたのは

「美とは、有益な快い心地よいもの」という答えでした

 

「美しい」ものと「醜い」ものを見たときの脳の変化に違いがあるそうです

 

「美」を感じたときは、嗜好の回路である「好き」とか「おいしい」と同じようにドーパミンという幸せホルモンが脳の前頭葉に伝わっていく

 

すなわち「美」を感じる=幸せ

 

ということなんです

 

身近にあるアート「筋肉美」を毎日見ることで幸せを感じ

なおかつモチベーションが上がる

 

アートのある生活は脳や身体にとってとても有益なんですね。

 

http://www.museumlab.jp/ateneum/archive/pdf/20180126ateneum_dnp_seminar_jp.pdf

 

 

 

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