2022/02/03
ついつい欲しいアート作品があると衝動買いしてしまいます
そんなに高価なものではなく
ポップアートとか写真、ポスターみたいな類のものです
私が大阪でWorld Gymに通っていたころフロントデスクの壁にポスターが貼られてました
ヒロ・ヤマガタの「プレミアショー」という作品のポスターで
アーノルド・シュワルツェネッガーを題材にしたポップアートです
下にはWorld Gymとはいっているカラフルな絵でした
すぐにこのポスターが欲しくなり洋書や美術書が充実していた心斎橋アセンスという書店に行きました
ポスターをくまなく探しましたが見つからず
たまたま上階で開催していたポップアート展に入ったら飾られていたんです
ポスターではなくシルクスクリーンで
http://www.ddart.co.jp/premiashow.html
私にとっては結構な値段でしたがどうしても欲しくてローンで購入
毎日それを眺めてました
1991年の作品ですからその頃はポップアートが流行っていて
いろんなところで作品展を開催していた時期でした。
それをきっかけに筋肉系のものがあればついつい買ってしまうようになり
(もちろん無理せず買える範囲で)
今でもその癖は治らず
部屋中筋肉系の写真や絵に囲まれてます(笑)
常にそんな環境にいると頭の中で理想のボディーをイメージするだけでなく
目の前にあれば常に目に入ってくるので自然と
「この筋肉はカッコええな」と「こんなふうになりたい」
「だから筋トレしたい」という思考パターンをつくってるんですね
同時に現在の自分のボディーとの違いも感じ
そのためにはこういう筋トレ方法はどうだろうかと
新たなやり方を考えたり実行したりの繰り返し
非常に楽しいしチャレンジにもなる
これって脳トレにもなっている感じですね
理想の筋肉を見る
どういうふうに自分の身体をつくり変えていくか
完成した時の理想像をイメージして彫刻していく感じ
黄金律に合わせたバランスや
シンメトリーとよばれる左右対称性のとれた筋肉
トレーニングにも工夫が必要です
刺激を入れたからといってもすべてのパーツがすぐに反応するわけでもないですし新たな刺激を入れるための方法も考えないといけない
「筋肉はアート」
いい筋肉は見ていて気持ちがいいです
もう一つアートと脳の活性化について
慶応義塾大学川畑研究室というところが高齢化社会において美術鑑賞がもたらす影響について研究しています
「美しい」と感じる脳のメカニズムの講演の中で
プラトンの「ヒッピアス」の書物の話があります
ヒッピアスがソクラテスに「美」とは何か?という質問をします
プラトンが行き着いたのは
「美とは、有益な快い心地よいもの」という答えでした
「美しい」ものと「醜い」ものを見たときの脳の変化に違いがあるそうです
「美」を感じたときは、嗜好の回路である「好き」とか「おいしい」と同じようにドーパミンという幸せホルモンが脳の前頭葉に伝わっていく
すなわち「美」を感じる=幸せ
ということなんです
身近にあるアート「筋肉美」を毎日見ることで幸せを感じ
なおかつモチベーションが上がる
アートのある生活は脳や身体にとってとても有益なんですね。
http://www.museumlab.jp/ateneum/archive/pdf/20180126ateneum_dnp_seminar_jp.pdf