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2022/11/25

「深く、広く、そして自分自身に到達すること」(2022年11月)

「深く、広く、そして自分自身に到達すること」(2022年11月)

自分が競技者であるとどこまでも上を目指したくなります

そこは知らない場所なので

行けると思ったり、いけないと思ったり、とりあえず進んでみるかと思ったりします

ある程度競技レベルが上がって、そこそこ行き着くと(自分なりにですが)

気づくことがありました

それは適当に取り組んだり

適当に頑張ったり

中途半端な気持ちでやるよりも

徹底的にやれることをやったほうが格段に面白いということです

                     

その分プレッシャーやしんどさ、きつさなどを伴いますが

その見返りがとても大きいように感じます

自分の潜在能力を引き出すことの喜び

競技についていろんなことを知り

いろんなことを感じ取ることができます

 

私は小学校でサッカーに出会い

高校で空手に出会い

大学でボディビルに出会いました

一番強烈な出会いが

ボディビルという競技でした

この出会いは恋をして付きまとうストーカー以上のものです

周りが何も見えない(笑)

 

でもそのころが一番楽しかったのです

欲しいものがそこにしかない

筋肉(笑)

 

18年かけて自分なりの目標を達成し

その後も恋人ではなく仲のいい友達として付き合っています

 

そしてある年齢に達した時に別のことを考えるようになりました

ボディビルをやってきてパワーリフティングと出会い、その間アームレスリングやストロングマンに挑戦したりミリタリートレーニングに挑戦したりと

 

しかし何一つ極めていないことに気づいたんです

世界チャンピオンになったわけでもなく

どこにいても上には上がいて

自分はこの程度かと思うこともありました

 

いつの間にかえらいおっさんになってしもうて(57歳)

もう後戻りはできないのです

小学生から壊してる肘や(変形性肘関節症と神経圧迫のしびれ)

膝の半月板損傷など

この状態でまあそこそこやったなと思うこともあります

 

しかし生きている間はまだ先があります

何かを極めたい

 

極める・究めるを辞書で調べてみると

極めるとはこれより先はないというところまで行きつく、頂点、極点に達した状態になるという意味があります

もう一つの究めるには深く研究して明らかにするという意味があります

 

肘の痛みでボディビルを断念し

膝の痛みでパワーリフティングを断念し

10年以上経てパワーリフティングとフィジークという形で

復帰しました

どれも今までやってきたことを活かして、取り入れて

筋肉をそして筋力をつくり上げてきました

 

それぞれの良さをとりいれていく

いろんな食材をミキサーで混ぜて今までにない味を出すような

これこそが自分の戦い方だと思っています

今までの経験と知識を取り入れて自分なりの新しい形を生み出す

一つの競技を極めることができなくても

自分を極めたいということにたどり着きました

 

他人が何を言おうと

自分にしかできないこと、自分だからできることがあります

 

1年ほど前ジャパンクラシックパワーリフティング(マスターズ)の1か月ほど前に半月板が半分潰れました

今はまだ次の大会にはチャレンジできないですが

痛みが取れてきて膝のリハビリと趣味を兼ねて

ダンストレーニングをはじめました

今は6種類のダンスを習い(タンゴ、ワルツ、フォックストロット、ルンバ、サンバ、チャチャチャ)

これと筋肉の融合を考えています

 

2023年も新しいチャレンジをしたいです

ちょっとした勇気とチャレンジ精神があれば何か道は開けると私は常に信じています

 

 

 

 

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2024.04.24 Wednesday