2022/02/10
久しぶりのメルマガになりました
こんなコロナ禍の中で新しい取り組みをするため
屋外型ジム「Calisthenics+」を4月4日にオープンし
最初のクラスを行います
屋外なので空気の流通も良く
当分は3名くらいの少人数での参加者で行います
このクラスでの目的
サーキット形式で行いますがクロスフィットとは全く違う目的で行います
その目的はスタミナや競技能力を優先させることではなく
年齢とともに役立てれる総合体力獲得がメインのクラスです
スタミナやライフスタイルパフォーマンスを高めることも含まれますが
一番重要視したいことは身体感覚および筋感覚を高めて
いろんな状況で身体のスイッチを切り替え
使い分けのできる筋肉と身体づくりを目指します
この感覚はボディーメークにも役立ち
使いたい、あるいはつけたい筋肉に効かせるフォームを作ります
この概念はクロスフィット系にはなく
クロスフィットでは筋肉を効かせる動きはしません
もちろん効いてくることはあっても
うまく身体を使って効率よく行い長時間力発揮できるトレーニング重視です
私の考える魅力は
見た目も大事ですし
身体を使い分けすることで多くのメリットを引き出し
年齢が上がるにつれてどんな状況下でも役に立つ筋肉が欲しいのです
ここで使い分けの例を挙げると
身体の持つ「反射」を使い分けすることがあります
いろいろな反射がありますが
その中に「頸反射」というのがあります
腹筋運動を例に挙げると
回数をこなすための腹筋(ミリタリーの行う定期的なテストなど)だといかに決められた時間内に素早く行えるかがポイントですが
頸部の屈曲(顎を引く)で腹筋を行いやすくなります
頭を動かしながら顎を引く動作を利用して行う腹筋ですね
これを腹筋をつけたい人がジムで行うときにやってしまうと
腹筋に効かせるではなく、回数をこなしたら効いてきたということになります
ほとんどの人がそんな動きでやってます(笑)
逆に顎を引かずに行う腹筋だとすぐに効くのです
回数はできない
どちらがあなたの目的なのかということです
例えばワンハンドロウというトレーニングがあります
肩を後ろに引いて肩甲骨を寄せることで収縮するのですが
収縮が弱く感じる人はうまく肩を動かせてない場合もあります
そんな時は逆に頸反射を使い引く側に顔を向けると
動かしやすくなります
さらに収縮を強めたい場合は顔を向けながら向けた方に顎を引くのです
ダンベルを見る感じです
そうすると背中を横と縦に収縮するので収縮が強くなります
やってみてください
ただし引く動作と首の動きが合わないと首に負担が来ますし機能しないですから気を付けて
身体をうまく使いこなして動かしやすくしたり
筋肉に効かせたりできるのですね
うまく「反射」を利用して身体を自由自在に動かしましょう