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2022/02/10

「命令による自己コントロール」(2021年3月)

「命令による自己コントロール」(2021年3月)

筋トレはすべて自分のコントロ-ルによって行わなければならないと思っています

しかしほとんどの人が自分にコントロールされているような気がします

どちらも自分なのですが

重要なことは自分自身で意識してコントロールすることで

得られるメリットが増加することです

 

もちろんコントロールしているからバーベルを上げ下げしているわけですが

その動きの中で得られる情報は意識することで増やすことができるのです

 

例えばフリーウェイト(バーベルやダンベル)の軌道

BIG3のスクワットでは軸が安定していないとバーはぶれてしまいます

本来なら重力の反対方向に立ち上がるのでバーは垂直のライン上に上がるのですが動きがぶれることによって鍛えたい部位から刺激が分散し効率が悪くなります

 

それでも本人は確かにその重量を上げたことには変わりないのですが

ここで考えないといけないのが目的は何なのか

ということです

 

重量を上げることなのか自分が欲しい筋肉をつけることなのか

もし筋肉をつけることが目的なら

エネルギーの無駄遣いになります

疲れる割に効果が出ないということです

 

その効果を引き出すためには

バーを下げるときに効かせたい部位に重量をかけていき

同じ部位を使ってバーを上げることです

 

だから下げるときの軌道が重要で

下げるときに力を抜いたり

ぶれたりすると上げるときもたいていぶれます。

 

それに加えてバーをのせる位置や

握り方、握りの強さも重要で

コントロールをしやすくしたり、収縮を強めたりすることにつながります

だから普通に握っているでは効率が悪くなります

筋トレ用の握り方、その種目に合った握り方というのがあります

まずはほとんど握らないように握ることをマスターします

手の中に当てる

のせるといった感覚ですね

それができると握る力をコントロールすることができるのです

 

呼吸もそうです

みんな呼吸はしています

でもヨガにはヨガの筋トレには筋トレの呼吸の仕方があるのです

だいたい呼吸について考えていない場合は

力を入れるときに息を吐くなどと言ってる人がいますが

力は上げるも下げるも、押すも引くも

どちらも力が入っていないといけないのです

だから力を入れるときというのはおかしくなります

なるべく力が常に抜けない状態を作らないといけません

 

では筋トレでの呼吸の仕方とは何か

基本的に筋肉に効かせるフォームを作りやすくさせることとなります

呼吸のやり方では出力を上げたりする時にも役立ちます

 

背中の筋トレで引く動作があります

背中を収縮させるには背中をそることと

肩甲骨を締める動作が必要になります

 

深呼吸を考えてください、大きく息を吸うときは胸は開いていきます

胸が開いているということは背中側はしまっているということです

 

引く動作の時に息を吸えば自然と胸が開きます

呼吸を利用して動きを作るのです

だから引く瞬間力が入るからと言って息を吐くと

逆に胸側が縮まろうとするのですね

胸や背中に関連するトレーニングでは

呼吸を特に意識した方がよいですね

 

後は動きに呼吸を合わせることですね

合わないと呼吸のリズムが崩れ

筋肉を追い込む前に苦しくなります

呼吸に動きを合わせたりすることで

動きもより丁寧になることでしょう

 

他にもコントロールすべきポイントはあるでしょうがまた次回に説明します

では今日も良いトレーニングを

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2024.04.27 Saturday