2022/02/09
ロープを使うトレーニングといわれてもほとんどの方はどんなトレーニングか想像がつかないかもしれません
もしくはレスキューなどで使うロープで上ったり下りたりする運動をイメージされる方もいるでしょう
バトルロープはクロスフィット系のジムや米軍施設などではよく使われるツールです
バトルロープはマニラ麻や塩化ビニールから作られた長いロープで
太さや長さの違うものがあり
長く太いものほどロープの重さが増し難易度を上げていきます
また太いサイズのものはさらに握力やパワーアップに最適です
このバトルトレーニングシステムはジョン・ブルックフィールドがアメリカで考案しました
このアメリカ人の発想はとてもユニークでボートをつないでるロープを見てこの動きをトレーニングで活かせるかと考えたところから生まれたようです
このロープの動きはとても美しく全身(腕、肩、脚、背中、体幹部、胸)特に上半身を鍛えることができます
なぜミリタリーでこのトレーニングが好まれるのか
それにはいくつか理由があります
ロープをいろいろな方向に動かすことができます
例えば左右に動かすと腰と体幹部位にストレスをかけて
全身の安定性を高めることができ
円状に動かすと肩回りの可動性が向上します
ロープのたるみ具合も強度に関係します
アンカーポイント(ロープを止めてある位置)に近づくと
強度が増し離れると強度が下がります。
HIIT(ハイインテンシティー・インターバルトレーニング)にも最適で運動と休憩を交互に行うときは
運動1:休息2からはじめ(例20秒/40秒、30秒/60秒)
1:1から2:1というふうに強度を段階的に高めていきます
中高年にとっても様々なロープの動きは肩のコンディショニングにはいいでしょう
またスタミナを高め全身の運動によって代謝を上げて脂肪燃焼にも効果があります
上半身でロープを動かしながら脚のスクワットやランジを行えば
脳の働きも良くなるでしょう
また両方の腕でロープを動かすので左右のバランス改善にも役立ちます、筋力も強化され筋肉をつけて、からだ全体を引き締めます
ミリタリートレーニングは面白いうえに効果的
興味を持っていただきたいですね
https://www.youtube.com/watch?v=SoQyZFG1wGw&feature=share
セミナーでトレーナーをしているMarcのトレーニング
これはプロモーションビデオなのでセミナーでは体力に合わせて行います。もちろん初心者でもオッケーです。