2022/02/08
人生において私がこれからできることはなんだろうか
それを考えてみると
一つは今までやってきたことを活かして周囲の環境を変えていきたい事
そして年齢とともに起こってくる心身の変化の中で
「筋トレ」を通じて同世代の人たちが得られるメリットについて伝えたい
今はコロナウィルスの影響で活動は自粛していますが
終息後に実践していきたいです
前置きはこのくらいで
「超一流になるのは才能か努力か?」
というフロリダ州立大学のアンダース・エリクソン教授の著した
本を読みました
長年の(30年以上)研究で示された内容が
誰もが夢と希望につながっていくようなことでした
一般的には「才能」であったり「素質」
と呼ばれるものはもともと備わったもので運よく天から授かったものといった
認識を持っている人が多いかもしれないですが
いわゆる「一流」といわれている人は特別な能力を持って生まれてきたと
確かに身体的なもので「向き」「不向き」なスポーツというのは
あると思います
しかしこの本では一流に限らず一般的な人でも
「学習」や「トレーニング」次第でトップレベルにまで能力を引き上げることが可能だという内容なんです
では大まかにどんなものかというと
脳の研究者が言うには「脳の回路の構築」が必要で
そして「身体の神経回路の構築」を行えば
中高年以降でもトレーニング次第で様々な能力を身につけることが可能であると
これは生まれ持った能力を引き出すのではなく
新しい能力を生みだす手段になるということなんです
考え方として
① 同じ方法に固執しないこと
② 単純に繰り返すようなトレーニングではだめ
③ 「目的のあるトレーニング」目的が明確であり、よく考えて集中して行うこと
④ 長期的な目標を細分化し、小さなステップを積み重ねていく
⑤ やるべきことに全神経を集中しないと大した進歩は望めない
⑥ 自分の未熟な部分と弱い部分を特定するためのフィードバックが必要
筋肉をつくりたい場合
人間の「恒常性」メカニズムに「非日常的」なストレスを与えなければ
身体(筋肉)に物理的変化はほとんど起きない
トレーニングを始めた時期は新しいストレスなので
身体は変化するがその後同じような内容でストレスをかけてもほとんど変化しないということです
裏を返すと新しいストレスを入れ続けることができれば
変化し続けるということです
では若い世代と比べ中高年になってから始めても
効果を望めるかということですが
もちろん若い時は身体の適応性やホルモンレベルの違いもあり
成長速度は速いでしょうが
重要なのは年齢は関係なくやり方次第で変化させることができるということ
「才能」や「素質」は関係なく向上させることができます
身体(筋肉)改善やそのほかの能力
スタミナ、持久力、柔軟性、敏捷性、バランス、コーディネーション
をより向上させるためには「身体の使い方」「筋肉にストレスを与えるフォーム」
が重要です
そのための方法として
① 常に評価していく方法を知り必要なことを取り入れる
② 向上したい強い意欲を持つ
③ 時間をかけてより良いテクニックをマスターする
④ 確立された効果的方法を知るトレーナーから習う
ということです
そして
具体的目標を持って挑戦し続けること
そうすれば向上し続けることができ
誰もが理想に近づけるのです
山に登る途中途中で登ってきた位置を確認できれば
まだまだ登れるという「夢と希望のある人生」を送れるのではないでしょうか