2022/02/05
コロナウィルスの感染者がどんどん増えてきています
ここ沖縄でも身近に感じるようになってきました
他の県に比べると感染者が少ないからと油断している場合ではなくなりました
スポーツクラブも会員数が減り
スタジオでのクラスもクローズしているため多くのフリーインストラクターが
困っています
パーソナルトレーニングはまださほど影響は受けていないものの
今後もこの状況が続くと影響が出てくるのはあきらかです
そうした不安からか普段あまりストレスを感じない
鈍感な私でも
ここ最近は感じるようになっています
こんな時にこそ自分自身を冷静に見つめなおす必要が出てきます
本来人間が持っている「美徳」
心の力ともいえますが
どのくらいこの力を発揮できるかでその後の思考や行動も変わっていくのですね
「ヴァーチューズ・プロジェクト」という
カナダで生まれた教育プログラムではリンダ・ガヴェリンが
「美徳は価値観よりもずっと根源的なものである」といい
子供のころに身につけるべき52の「美徳」を整理しています
どんなものかというと
愛 いたわり 思いやり 感謝 寛大 寛容 気転 共感 協力
勤勉 決意 謙虚 コミットメント 識別 自己主張 自信
自制心 柔軟性 正直 情熱 真摯 親切 辛抱強さ 信頼 信頼性
正義 清潔 誠実 整理整頓 責任 節度 創造性 尊敬 忠誠心
慎み 手伝い 忍耐 奉仕 無執着 名誉 目的意識 優しさ やすらぎ
勇気 友好 優秀 ゆるし 喜び 理解 理想主義 礼儀 和
といったものです
目指すべき心の在り方や状態ですね
ストレスが高くなると自分を見失いがちになります
そんな時に「気付き」があれば考えや行動を変えることができます
私が気にするのはいつもバランスを崩さないようにすること
ネガティブな部分が強くなるとポジティブな考えに切り替えて
ネガティブを弱める
ポジティブな部分が弱いなら引き出して引き上げる
52の要素はその行為を促してくれます
このことはトレーニングを通じて学びたいものにも当てはまるんですね
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会インテグリティ・アドバイザー (2019-現在)
の勝田隆氏がアスリートがめざすべき状態について述べていますが
1. 意欲を高める
2. 積極性を高める
3. 意志を強める
4. 責任感を持つ
5. 感謝の気持ちを持つ
6. 自信を高める
7. 冷静さを保つコントロール
8. 不屈の精神を持つ
9. 吸収力を高める
10. 道徳的な人になる
11. 信頼を高める
これはスコットランドのマーキストン・キャッスル校の体育館に
掲示されたアスリートに向けた教訓だそうです
一つでも多く身につけていきたいですね
https://www.virtuesproject.com/
NPO法人 ヴァーチューズ・プロジェクト・ジャパン
https://www.the-virtues-project-japan.org/