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2022/02/05

「ミルキングアクションを活用しよう」(2020年3月)

「ミルキングアクションを活用しよう」(2020年3月)

中高年になると特に気になることの一つに

「疲労からの回復」

が若い時と比べると遅くなったと感じることだと思います

 

トレーニングを長年続けていても年齢とともに

以前より回復が遅くなり

「回復」をいかに早くさせるかがポイントになります

 

ボディーメークにしても

早く筋肉をつけることを考えるとどうしても

セット数を多くしたり

回数を増やすこと

種目を増やす、時間を増やすことを考えてしまい

 

何事もプラスにすることに目が向いてしまいがちです

 

山に登ることも同じで

早く頂上に行こうとして急いでしまうと疲れ切ってしまい

休む時間を長くしないと身体がもたなくなってしまうのです

 

「うさぎとかめ」の話と同じで

結果的にゆっくり確実に進んでいるカメの方が先にゴールにたどり着きます

 

あの話はウサギが油断していることも原因ですが

休んでいる間に追い抜かれてしまうことは同じような気がします

 

プラスの事ばかり考えずに

「マイナスを減らすこと」

もプラスを作ることにつながるので重要なんですね

 

トレーニングも時間をたっぷりとれる場合は

時間をかけてトレーニングして

たっぷり休めれば回復できるかもしれませんが

 

忙しい中高年にとってはトレーニングと休みに多くの時間をとれるわけではないので量でカバーするわけにはいかないです

 

そこでトレーニングを質を上げて短時間で行い

「ミルキングアクション」を使って「回復」を早めるんですね

 

「ミルキングアクション」というのは

下半身に滞留した血液を脚の筋肉を収縮させることで循環させる

運動という意味で使われます

 

私が勧めるのは「サーキット形式」で

上半身→下半身→体幹とトレーニング部位をまわして

いくことで血液循環がよくなり

回復を早めることができるんです

 

これは全身の筋肉を収縮することで静脈の血液の流れを良くし

回復促進に働きかけるのです

 

特にふくらはぎの筋肉を収縮させることで心臓に送り返す血流を良くします

 

回復が早いので鍛える部位の頻度も上げることができます

私の場合は全身トレーニングを週に3日で十分です

 

統合トレーニング(ミリタリー式)ではスタミナと筋力を高めるためによく使われています

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