2022/02/05
「才能」とは何か
大辞林の解説を見ると
「物事をうまく成し遂げる優れた能力」
「技術、学問、芸能などについての素質や能力」
とある
問題はこれが生まれつきのものなのかということである
フロリダ州立大学心理学部教授のエリクソン・アンダースとサイエンスライターのプール・ロバートは著書「PEAK 超一流になるのは才能か努力か」の中で「超一流」になるためには「意図的な練習の時間と質」が重要であると言っています
そこには「天才」とか「IQレベル」とか関係なく
「意図的な練習の時間と質」により「脳」に変化を起こさせることで到達するというのです
エリクソンは30年間の研究によりその練習方法を突き止めたそうなんですね
これを信じるか信じないかは人それぞれだとは思いますが
わたしはそれを信じて行動している方が希望を持つことができていいと思います
私自身の経験からいってもほんとの「超一流」になれるかはわかりませんが
素質が平均以下で遺伝子的にも普通の人間でも
粘りに粘ればそこそこ(日本でトップレベル)の層にはいけると確信しています
流れとしては山の頂上を目指すのと同じです
目的というゴール地点を決めて(頂上)
計画を立てます
途中途中の目標地点を決めて
「計画のない目標は単なる夢である」とデイブ・ラムジーは言ってます
あとは行動して実践を集中して行う
あとは進歩状況を見ながら評価をしていく
いいガイド役がいればなおさらいい
もう一つ大変重要だと思うのは
コンフォートゾーン(快適な場所)から抜け出すこと
ただ身体を動かしたりするだけで得られるメリットは少ないのです
ここは「居心地の良い場所」
実践の中で動きに集中し動きを感じ取るために注意深く行うのです
「私たちを引き伸ばす場所」
もう一つはモチベーションの持続
強い意志を自然と持ってるなんてありえない
誰もが
意志が弱くまた意志が強い
その強い部分を引き出すために
「どんな人間になりたいのか」
「なぜ私はトレーニングしているのか」
「なぜわざわざ時間を作って筋肉を鍛えているのか」
「なんでこんな筋トレにお金を使っているのか」
理由を考えて
必要性を考えて
ネガティブな気持ちを排除していくんです
私たちがめざす山はそれぞれ違いますが
頂上に近づくためにトレーニングをうまく使って
手段として用いることは同じです
「才能」とは脳と身体の適応であり
可能性は無限大にあり必ず頂上に向かって進んで行けるのです
「筋トレがやりたい」
と思って「筋トレ」を選んだのなら
「筋トレ」は必ず「才能を引き出す」手伝いをしてくれるはずです