2022/02/05
「ユマニチュード」とは高齢者のケアに使われているフランス発祥のメソッドで36年の歴史を持っているそうです
フランス語で「人間らしさ」を意味する言葉で
超高齢社会の中で「認知症ケア」として注目されているようです
2025年には認知症の人が「高齢者の5人に一人」といわれ
他人事ではなくなってきましたね
中高年からすればまだまだ先のことだから
と考えがちですが
何事も先手を打って取り組みましょう
「ユマニチュード」の考え方が私の行ってるパーソナルトレーニングや
セミナーなんかでも活かせそうなんです
どんな内容かというと
「知覚」「感覚」「言語」を使ったケア技法で
基本的な特性である「見る」「触れる」「話す」「立つ」に働きかけるメソッドです
パーソナルトレーニングで当てはめてみると
「見る」では視線が非常に重要になってきます
トレーニングのメリットを確信している自分の本来の気持ち、よりよいトレーニング方法など心からそう思う、信じている気持ち、トレーニングの取り組み方や考え方に対してポジティブな気持ちを伝えるには「目」「視線」がポイントになりますね
正直に物事を伝える
「話す」ではポジティブにゆっくり丁寧に話しかけて伝える
同じ言葉でもトーンやアクセントでも伝わり方は変わります
わかりにくければ伝える言語や言い回しを変えたり
あきらめずわかるまで地道に繰り返したりと
「触れる」は女性には特に気を遣いますね
優しくゆっくり触れると逆にヤバイ
ケアでは優しさや愛情を表現するためにそうしますが
私は相手を見極めて筋肉の効かせるポイントに手の甲で触れたり
手刀でやさしく触れたりしてとっても気を遣います
はじめのうちだけですけど
男だったら気の遣い方が変わります
筋肉の効かせるポイントをがっつり触って分かりやすくします
特に筋肉の収縮に合わせて強めたり
だから結構あざみたいになったりしてるみたいで(笑)
「立つ」はスクワットではもちろん立ちますがここでは「動かす」
ととらえましょう
とにかく身体(筋肉)がある以上私は動かすためにあると考えます
仕事上あまり動かすことがないという方でも「筋肉」を動かすことで
血液の循環がよくなり
からだの滞りやこわばりなどがなくなって気持ちよくなります
身体も心も気持ちよくなるはずなんです
本来の健康的な機能を取り戻したら身体はとっても喜びます
でも動かしていない人は身体の本来の喜びを忘れているんですね
だからトレーニングで呼び戻すようにするんです
私たちは常にトレーニングを通してつながっていくんです
トレーニングを通しての出会い
私との出会いというより筋トレとの出会いが素晴らしい
セミナーなどでは共通の目標や行動で出会いや連帯感が生まれます
それは全然窮屈なものではないですね
トレーニングの話題では地位や年齢などを超えて会話が生まれます
このような行動は活力につながり
繰り返し行うことで年齢が上がってきても認知機能の低下は抑えられるでしょう
そしてトレーニングを通して再会が生まれるのです