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2022/02/04

「長寿とコーヒー」(2019年12月)

「長寿とコーヒー」(2019年12月)

毎日コーヒーを飲んでます

最近はエアロプレスを使ってコーヒーを淹れています

 

朝のおいしいコーヒーは最高ですね

エアロプレスは2005年にフリスビーを作っているアウトドアブランド

「エアロビー」の社長アラン・アドラーが発明した抽出器具です

 

エスプレッソマシンほどは圧力をかけれませんがハンドプレスによって

濃度が濃いいコーヒーを作ることができます

 

毎日毎日飲んでいるコーヒーですが

2018年に世界6大医学雑誌「JAMA Internal Medicine

の学術誌で発表された結果によると

 

50万人の成人を対象にした10年間の追跡調査で

コーヒーを飲む人が飲まない人に比べ追跡期間中の死亡率が

10~15%低いということが示された

 

この結果だけで判断はできないにしても

朗報なのは確かですね

 

コーヒーに含まれる抗酸化物質が病気のリスクを減らしたり

コーヒーの糖尿病予防効果についても論文が出ていますが

いい面も悪い面も論文で出されているわけで100%体にいいとは

言い切れませんけどね

 

コーヒー好きの私からしたら

おいしく飲んで健康に人生を送るためには飲み方も考えないといけないですね

 

それにはコーヒー(特にカフェイン)

の作用については知っておいた方がよさそうです

 

急性作用

コーヒーを飲んだ後、数分から数時間(せいぜいでもその日のうち)に出てくる代表的な作用には以下のものが挙げられる。

  1. 中枢神経興奮作用(眠気覚まし・計算力記憶力の賦活化/不眠・不安)
  2. 骨格筋運動亢進作用(疲労感の回復/振せん、痙攣)
  3. 胃液分泌促進(消化促進/胃粘膜障害)
  4. 利尿作用
  5. 代謝促進
  6. 血圧上昇
  7. 血中コレステロール増加
  8. 大腸ぜん動運動の亢進(便通改善/下痢)

 

慢性作用

コーヒーを長期間摂取しつづけるとヒトはどうなるか、ということについて、

 

習慣性

コーヒーには軽度の精神依存性(カフェインによる)があり、飲用者は習慣的に常用する傾向がある。ただし必ずしも摂取量の増加は伴わない。これはアルコールやタバコ、あるいは麻薬などと異なり耐性を生じにくいためと考えられている。また長期飲用者が急にやめると頭痛(カフェイン禁断頭痛)を訴える場合がある(2〜5日程度継続する場合があるが特に問題なく治まる)。これらのことは通常は、特に問題ない程度の習慣性だと考えられている。

 

疾患リスクとの関係

コーヒーを常用している人としない人で特定疾患の発症リスクを検討した報告は数多い。しかし、その多くは未だ論争中であり、結論は出ていない。

発症リスク低下(ほぼ確証)

2型糖尿病・肝がん・パーキンソン病

 

リスク低下の報告あるが論争中

大腸がん・子宮体がん・口腔・咽頭がん・膵臓がん・アルツハイマー病・胆石・脳卒中・心血管系疾患・うつ

 

リスク上昇の報告あったが後に否定された

高脂血症・膵臓がん・心不全・十二指腸潰瘍

 

リスク上昇の報告あるが論争中

関節リウマチ・高血圧・骨粗鬆症・膀胱がん・肺がん

 

発症リスク上昇(ほぼ確証)

流産リスク(妊娠初期の大量飲用による:ただし2-3/日以内は問題ない)

 

上記は2011年に百珈苑に掲載された内容なのでご了承ください

 

メリットやデメリットは様々あるが

妊産婦や子ども、パニック症候群患者などカフェインに注意が必要な人以外であればさほど健康上に問題はないだろう

 

筋トレの40分前にブラックコーヒーを飲んで代謝を上げたり

快便への効果(腸内細菌叢のバランス改善)などなど

 

何よりおいしいものを飲んで頭がさえる爽快感

コーヒーとともに至福の時間を過ごす

 

WHOの「健康」の定義は

「健康とは単に病気あるいは虚弱でないというだけでなく、肉体的、精神的、社会的に完全に良好な状態を指す」とあります

 

それこそが人生の質を高めることにつながると思います

同じ長生きでも健康でないと面白くないですから

 

https://sites.google.com/site/coffeetambe/coffeescience/medicalscience/2011/coffeeandhealth

 

 

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2024.11.23 Saturday