2022/02/04
人は結果を見て判断している
おそらく一般的にはそうであろう
ボディービル大会で結果を出すために
体脂肪率を5%以下に減らしてステージに上がる
評価されるのは
「筋肉の大きさ」
「体脂肪の薄さ」
「バランス」
「シンメトリーという左右対称性」
「肌の色つや」
など
もちろん審査基準があり、選手を比較しながら順位をつける
ある選手がすごい筋肉で出てきて優勝したとすると
観客はその選手がすごいトレーニングをして、厳しい食生活を行っていて
強靭な意思の持ち主であるだろうなどとある程度の想像はするだろう
特に同じ立場にいる選手から見れば
もっとリアルに想像を働かせることができるだろう
しかし実際はその選手が過去にしてきた内容についてはわからない
何年かけてどのくらいトレーニングに時間を費やしてきたのか
どのくらいサプリメントにお金をかけているのか
アナボリックステロイド(筋肉増強剤)を使って造り上げたのか
それともナチュラル(ドラッグ類を使わないドラッグフリー)で造り上げたのか
実際のところ本人にしかわからない
オリンピックでも全選手がドーピングテストをするわけでもないし
抜き打ち検査をしなければテスト当日までにドーピングにかからないように
薬を抜いたりしてメダルを獲得すれば英雄になることもある
夢をなくすようなことは言いたくないが実際のところグレーな部分は
どのスポーツでもないとは言えない
結果だけで一般的に判断されて
それがお金につながるとなれば
安易に手を出す人も中にはいると思う
結果がすべてと考えている人もいれば手段も大切だと考える人もいる
考え方は人それぞれだろう
もちろん結果は重要ですね
結果を出さずに努力したといってもただの言い訳としかとらえられないだろうから
しかし身近には必ずどこかで見ている人がいると思う
その人の行動や態度、言動や気持ちの表れ、取り組み方など
そしていつの間にか信頼関係ができ
何かのタイミングで力を得ることができる
筋トレして出来上がった身体は結果だが
取り組み方は非常に重要だ
そこから学ぶことは多い
年々年齢とともに時間が早く感じられる
これからも1日1日のトレーニングの時間を大切にしたい
そうすれば5年後10年後には結果としての肉体と
取り組み方によって得られたメリットが
自分だけでなく周りの人にも役立てることができると確信しています